3月が逝く前に。~初恋に捧ぐ~
タイトルが、厨房こじらせている感じで困っちゃうなww
全然ちゃいますよー。
本当は3月2日にアップする予定だったんですが
ワタシ・イン・プサンだったので、ずっと下書きのままになっていた
ブログを今更アップしただけです。
みなさん“初恋の嵐”を知っていますか?
ドラマや映画のタイトル? 誰かの曲? それとも漫画?
ぶっぶー。
アーティスト名なんです。
インディーズ時代から、抒情的な名前と楽曲のよさで
話題になっていた3ピースバンド、初恋の嵐。
名前と違って、彼らのバンド生命は繊細で、短命で。
中原中也かよ!ツッコミたくなるくらい
シャボン玉のように儚いものでした。
メジャーデビューも決まり、あとはその日を待つだけ……という
2002年3月2日、ボーカル&ギターの西山達郎が急逝。
デビューも一度は立ち消えになるも、根強いファンの声により、
1枚だけリリースすることができたんです。
それがこの『真夏の夜の事』。
耳からではなく、直接心や頭の中に入り込んでくるように幻想的で。
12年経った今聴いても、情感を帯びた曲です。
待っている人がいる。でも、たどりつけなくて……。
山本太郎の姿に、あの日の西山達郎が重なります。
そして、緒川たまきの姿にも……。
あっ、これじゃメンバーの姿がわからないですよね。
インディーズ時代の名曲であり、3人の姿が見れる
『Untitled』のMVも紹介しておきます。
結構スゴイ方がカバーしてますよ。
4月は、もうすぐそこ。
あの年、嵐のように逝ってしまった初恋に捧ぐ。