「明日? そんな先のことなんてわかんないわよ!」

Kポにハートを撃ち抜かれて韓国留学を決意したイイ大人のイタすぎる生態日記

ノスタルジー、浅草駅。

浅草

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いい街ですよねー。

JRがないのでちょっと不便ですが、
そうなる経緯もなんかいい。
当時の浅草は最先端の街。
機関車の煙で街が汚れる鉄道より、
クリーンでハイカラな地下鉄を通したかったらしいです。
そんな自意識高いところもすごく好き。
 
最先端、ハイカラの象徴だった浅草駅は、
いつしかノスタルジーを醸し出すようになって、地下街も独特の香りがする。
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たまんないですよね、このカオスっぷり。
平成の、そして都内の一角だとは思えない風情。
そんな空間に漂う香りは好みがわかれますが、
田舎育ちの私にとっては懐かしい。
むだにこのカオスな地下街にぷらっと足を踏み入れています。
 
昭和テイスト満載だったここの地下街は、
この数年で東南アジア化していて、それもまた雰囲気がある。
きっかけは、この店の出現。
昭和の町に、現地の屋台を再現したかのようなモンティ(タイ料理)
見た目だけではなく、提供されるメニューも、味も、
かかっているBGMも屋台そのもの。
「なにこれ、めっちゃうまい!」
初めて店に入ったとき、小躍りしたことを覚えています。
ペラッペラのオートチューンがかかったような
三味線的弦楽器のメロディが屋台感を倍増させてくれて
二重三重にうまく感じられた。
その後も屋台感をまったく失うことなくお店は続いているので、
ぜひ試していただきたいです。
 
地下街のアジア化に追い打ちをかけたのは、
まさかここでこんな上品なメニューが食べられるなんて!!と、
意外な驚きをくれること請け合いのメニューたち。
それもそのはず、こちらのシェフの経歴が面白い。
詳しくは、別の方のブログに詳しくあるので
こちらで確認をお願いします→こちら
要予約。でないと空振りしちゃいますよー。
 
と思っていたら、今度は、台湾料理が!
台北屋台(台北料理)。
こっちはまだ試したことがないのですが、
ガツンメニューとどっしり酒がウリのようです。
(サワーなどはアルコール濃いらしい…)
早く行かなくちゃ。
 
ちなみに、地下街はトイレも共同っていうとこが
またそそりますね…( ´ ▽ ` )ノ

 

 
ほかの店舗も、なかなかディープ。
怪しげなマッサージ屋さんに、激安DVD?ショップ、
こんなとこにあるの!?という立ち食いそば、年季の入ったスナックや居酒屋など、
好奇心をくすぐるラインナップで胸が躍ります。
 
平日の夜、いつもより早く仕事がはねたらば、
ガツンと異国情緒&昭和感漂う浅草地下街でぶらり旅してみてください。
きっと心に刺さるものがあるはず。